君の名は。

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ここしばらく、時間が作れなくて映画館に行くことができなかった

無理にでも時間を作って、映画館へ足を運ばせるような作品にも出会っていなかった

何て書いたら、ちょっと上から目線すぎるかな

(『シン・ゴジラ』は別格)

しかし、新海誠監督の新作ということであれば、時間を作らないわけにはいかない

ニュースでは興収100億円突破と威勢の良い見出しが躍っているが

自分の目で確かめないと、ね

作品としては、ほぼパーフェクトだった

(以下、ネタバレあり)

本作品で最も印象に残ったのはラストシーン

瀧と三葉は出会うのである

もう一度言う

滝と三葉は出会うのである

長らく新海誠作品を観て来た方々には説明不要だが

これは特筆すべき事柄だ

今回は東宝配給で、製作に市川南さんや企画・プロデュースが川村元気さんと

他、スタッフ・キャスト共に作品同様ほぼパーフェクトな布陣で臨んでいる

ラストシーンをどうするかと言う点については

どこまでが新海誠監督のオリジナルで

どこからが映画会社の意向なのか

巷ではポスト宮崎駿などと物知らぬ輩がさも訳知り顔で語るようなメジャー作品となった新海誠作品に

一抹の不安はなきにしもあらずだが

その点を考慮した上で、本作はほぼパーフェクトだと言いたい

今、客はお金と時間を使って何を対価に受け取りたいのかを

しっかりと理解した上で、描きたいことではなく、観せたいもの、観せるに値するものを提供してくれるプロの製作に拍手を送りたい

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