アウトプット

年末になると、忘れていたブログの更新する。

毎年、年末の恒例行事。

それでも、久しぶりに文章を書いてみると、アウトプットすることの有用性について考えさせられて、やらないよりは良い。

アウトプットは年末の大掃除である。

そんな視点から久しぶりのブログ更新をしてみよう。

今年(2020年)は、コロナウィルスの世界的な流行により、後の教科書に載るような一年だった。

かく云う吾輩も、一昨年の夏に6年務めた永田町での仕事を辞め、晴れて自由の身になってから、新たに関わりだしたロボティクス関連の仕事を通して、仕事の環境を考え直す良いきっかけができ、このコロナ禍において、それを実践するに至った。つまり、十数年ぶりに引っ越しをし、久々に個人の仕事部屋を手に入れたのである。

元々、じっとしているのが苦手な性分だと思い込んでいたので、カフェでノマド(死語)を気取っているのが性に合っていた。が、久々の個人部屋は快適過ぎて、むしろ外出しなくなった。

だからこうして、年末の夜中にふらふらと夜の散歩もせず、ブログの更新もできる。

そして、こうして文章を書くと云う行為を久しぶりに集中して行うと、文章を書くと云う行為を通じて、自分の頭の中のモノ・コトをその都度整理するのに、大変役に立つと言うことを気付かされる。

いくらインプットしても、アウトプットしないと頭の中で情報が整理されず、記憶として定着しない。しかし、アウトプットするために脳内で情報の整理を行うと、その情報はどうやら長期記憶の側へと書き込まれるらしい。

なんだか、そんな当たり前なことを今更再発見する。

そう、だから、アウトプットすることは年末に大掃除して一年の埃を払い落とし、気持ちよく新年を迎えるための、精神衛生上有効なセレモニー(儀式)みたいなものだ。

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