練習

コンピュータやインターネットの世界でデータ通信の伝送速度を表す『bps』は、Bits per secondの頭文字をとった単位です。1秒間にどれだけのデータを伝送することが出来るかを表しています。

例えば、ここに300kbyteの画像データが1つ有ったと仮定しましょう。これをメールに添付して、知り合いに送付しようとしたとき、利用しているインターネットの回線速度が2400kbps以上なら、この画像データを添付したメールは1秒以内に伝送することが可能であると言えます。(わかりやすくするため、メール本体のデータ量は考えないものとする)

ご存じのように、1byteは8つのbit(つまり1byte=8bits)を束ねたデータの量を表す単位です。したがって、300kbyteをbitで換算すると2400kbitsとなります。

現在のスマホをはじめとした携帯通信端末は回線の種類が一般的に第三世代移動体通信(通称:3G)と呼ばれています。これは、最大で14Mbps程度の通信速度を持っているため、1秒間に約14Mbitsのデータを伝送できるという意味(理論値)ですので、14Mbitsとはつまりbyteに換算すると約1.75Mbyte程度のデータ伝送速度を持っていると云うことになります。しつこいようですが、1秒間に約1.75Mbyte程度のデータを伝送できるという意味です。(300kbyteの画像データなら、1秒間に約6枚程度伝送可能)

よく質問をされるのは、Youtubeやニコ動などのネット動画を視聴した際に、どの程度視聴したらデータ通信の伝送量制限に達してしまうのかというものです。

動画の長さや画質などにもよりますが、最近の傾向としてYoutubeの動画1本あたり5分のHD画質だとデータ量は68Mbyte程度ですので、1ヶ月のデータ通信量制限が7Gbyteのプランであれば約8時間強程度視聴可能であると考えられます。単純計算で1日16分強程度の動画視聴であれば1ヶ月のデータ通信量制限にギリギリ達しないといったところでしょうか。これを少ないと感じるか十分だと感じるかは、ユーザーのネット利用時間平均に関係してくる感覚的な問題となってくるでしょう。

ちなみに50文字程度のメール1通を13Kbyteと仮定した場合、上記の7Gbyte制限に達するまでに約40万通のメールを送受信する必要があります。つまり、動画の視聴でもしない限りは1ヶ月で制限に達することはまず無いと思って良いかと考えます。

データ通信の伝送速度もまた日進月歩で高速化しています。携帯通信端末によるデータ通信は現在、第四世代移動通信システム(通称:4G)へ進化しようとしています。4Gになれば、データ通信の伝送速度は約100Mbps程度が期待されますので、自宅に有線で引いているNTTのフレッツ光と同程度の通信速度が携帯通信端末でも実現可能であると言えます。ますます、自宅に電話を引く必要が無くなりますね。今後、通信速度はいったいどこまで速くなるのでしょうか。

世界史

訳あって、年末から日本史・世界史と、まるで大学受験の勉強のようなことをしているのだが、学生時代に勉強という勉強をサボってきたツケで、遅々として進まん。

特に近代史に入ると、社会問題に直結する原因となっていたりするもんだから、なんとなく流して覚える程度では役に立つ知識とは言えない。

幸い、本日は日中に対した予定が入っていないので、じっくり時間をかけて近代史の部分をやっつけたい。

ITリテラシー

明日は、講座をもたせていただいているビジネススクールで、1年間の最終日となる授業がある。

毎年、最後の授業は1年間の総括として通常180分のところ半分の90分間だけ時間をいただき、授業の振り返りと、その時に思っているITに関するトピックを好き勝手にお話しさせていただくことにしている。

初年度と昨年度は講座のテーマを『デジタル・メディア・コミュニケーション』と題していたが、内容と授業の回数から、もう少し内容を絞り込んで『ITリテラシー』というタイトルへ変更していただいた。つまり『ITリテラシー』の講座としては初めての年でもある。

ITという言葉が社会全般で一般用語として通用するようになって久しい。それでも、いまだITリテラシーの高い低いが取りざたされる。

今年の生徒を見ていると、決してここで語られているITリテラシーが低いとは言えない。むしろ、高いほうであると言えるだろう。

その理由の大きな部分に、スマホの爆発的な普及と高機能化がある。

複雑なスマホの機能やアプリを使いこなしている彼ら彼女らをみていると、とてもITリテラシーが低いとは思えない。

では、一体ITリテラシーが高い低いというのはどういうことなのだろうか。今年度は1年間かけてこのことについて考える時間が多かった。

結論から書けば、ITリテラシーとはスマホやパソコンが使える・詳しいことではなく、文字通り情報技術を使って必要な情報を活用する能力だということだと思う。

スマホやパソコンが使えても、それで何ができるのか?必要な情報をコントロールできるか。

それが重要。

しかし、そのために使える・詳しいことが前提。と、禅問答みたいな答えになってしまうが(笑)

明日は、講座の中で、そんなことを話そうかな。と考えている

機材の組み合わせは続く

年明け一発目のシャッツキステでの中継で、機材のトラブルに見舞われ、現在の中継機材構成を再検討中。

VR-3から直接LiveShellへの送出は、LiveShellに付属していた専用AV-IN用ケーブルが見当たらないため、一旦保留。

アナ録を挟んで、HDMIへスルーアウトした映像をLiveShellへ送ってみたが、アナ録のインフォメーションが全て映像にのってしまうことと、画面の縮尺やトリミングがイマイチLiveShellの仕様とかみ合わないため、これもダメ。

Amazonで購入したComposit to HDMIのアプコンも、出力が720pか1080pしか選択できず、LiveShellの入力ではオーバーサイズとなってしまって、これもダメ。

と、以上のような組み合わせ全て、どれも上手くいかずギブアップ。

おとなしくLiveShell Proの購入を検討することとなった。

ちなみに、この過程で学んだのだが、Composit to 4極ミニピンへの変換は、ミニピン側の規格が統一されていないことで接続時にトラブルが発生するようだ。

ミニピン側の配線パターンが

1. 音声左(白)
2. 映像(黄)
3. アース
4. 音声右(赤)

のものと

1. 映像(黄)
2. 音声左(白)
3. 音声右(赤)
4. アース

のものがあるらしく、後者は中国・韓国で製造されているものに多いらしい。

minipin.pngのサムネイル画像(イメージ)

LiveShellがどちらのタイプなのかは詳しく調べていないが、この違いにより、VR-3側の受けと整合性が無く、上手く信号が行っていないようだ。

ミニピンなんて、仕事で使うことが少なかったから、勉強になった(笑)

荷物を減らしたいの続き

シャッツキステでの配信で使用している機材を減らしたいと思い立ち、色々と機材の構成を検討した結果、Roland VR-3からのアナログアウトを、CEREVO LiveShellへ直接入れたら、配信用のMacがいらないんじゃないか(Computer less)と考えた。

問題は、LiveShellのInなのだが、アナログならAV-INポートへと安易に思っていたものの、コンポジット(RCA)からミニピンになるケーブルで、どれでもイケルわけではないらしい。アナログ方式ならポートの規格さえ合えばと思っていたから、意外と言えば意外。どこで見かけたのか忘れたが、LiveShellのAV-INはApple認証されているものでないとダメらしい。つまり、何でも良いというわけではないという意味ね。

実際、Compuaceで購入したノーブランドのケーブルでは、映像が送出されず(受信されず?)、LiveShell側では映像が出ない。音声もノイズが乗ったような感じで、今ひとつ具合が良くない。

うむ。すんなりとはいかないのね。

久しぶりに、自宅で機材を広げて、あーでもない、こーでもないをやって、初心にかえるなど。

荷物を減らしたい

シャッツキステでの中継は、楽しいのだが、機材を設置できるスペースが無いので苦労する。

そして、最近ではコンピュータを使った配信で、環境のアップデートの度にトラブルが発生するなど、いろいろな意味でしんどくなってきた。

そこで何か良い知恵は無いかとガジェットを探していたが、所有している機材の組み合わせを変えることで実現できそうなことを思いついた。

理論的には出来るはずなので、問題無ければコンピュータ無しで配信ができ、省スペース化も実現可能!

試してみる価値はありそうだな。

(つづく)

オフィスでのMac使用制限

オフィスで支給されている官物のWindowsから投稿中。

オフィスで使用していたMacBook Proを手放そうと検討中のため、本日からしばらく公務でのMacBook Pro使用を制限しようと思う。

端末の台数が増えると、メンテナンスに時間を取られるのよね。

先日も書いているけれど、オフィスのMacBook ProをYosemiteにアップグレードしたが、色々と調べてみれば、ハードウェアの発売時期によってOSの機能を100%使い切れないとのこと。

そういった事も含めて、本来の目的とは別の事で頭や気を使うことに時間を取られるのは本末転倒だよね。

嫌いじゃないから、時間を取られる言い訳になってしまっているし。

Handoff

Yosemiteの新機能であるHandoff。

http://support.apple.com/ja-jp/HT6337

使ってみないことには、便利かどうかは判断できん。と、設定してみたが、そもそもオフィスのMacBook ProとiPhone5cがBluetoothでペアリング出来ない。

どうやら、これはオフィスのMacBook Proが最新機種ではないからかと思われる。(model:Late 2011)

うーむ。

こうなると、いよいよオフィスのMacBook Proを買い換えるかどうかという懸案事項に対処せねばならなくなるか。

とりあえず、今夜自宅に戻ったら、昨夜Yosemiteにアップグレードしたもう一台のMacBook ProでHandoff機能を試してみるか。(そちらの方が、モデルとしては新しい)

GHz

CPUの性能を比較する際に指標の一つとなるのがクロックジェネレーター。

1HzのCPUなら、1秒間に1回の演算(動作)ができるとすると、例えば、1GHzなら1秒間に1,000,000,000回の演算(動作)ができる。

今この記事を更新するのに使用しているMacBook ProはLate 2011モデルでCPUは2.4GHzのIntel Core i7だから、1秒間に2,400,000,000回演算ができるCPUを搭載しているというわけだ。

Yosemite

事務所のMacBook ProをYosemiteへアップグレードした。

評判の悪いOSという認識ではあったが、AppleのOffice SuiteであるiWorkについて、今後のアップデートはYosemiteのプラットホームにしか対応しなくなるということと、そのファイル管理の根幹をなすiCloudが、iCloud Driveに対応することで、Mavericks以前のiCloudとの互換性がなくなるという、ジョブズ亡き後も相変わらず強気なAppleの姿勢に屈して、更新することにした。

アップグレードは今までのどのOSよりもスムーズだったように思う。

結局、1時間ほどで、トラブルなく無事Yosemiteへアップグレード完了。

噂されていたWi-fiへ繋がらなくなるという障害も、今の所見られない。

比較的、順調に動作している。ように見える

この後、どのようなトラブルが発生するかは見当もつかないが、とりあえずOSのアップグレードによって、しばらくの間、事務所のMacBook Proが延命した可能性が高い。

もうしばらく買い替えについては、様子を見てみることにしよう。